京都水辺保全ネットワーク

京都水辺保全ネットワーク

各団体の説明


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淀納所桂川愛護会

当会は京都市伏見区納所町にあります。平成16年10月から清掃活動を開始して現在に至っています。
古くは舟運で栄え、人の往来や物資の集積の地であり、京の都の経済や情報の拠点でもありました。戦国時代、豊臣秀吉が淀君様の住まいに築城した「淀古城」や朝鮮通信使が上陸した「船着場」であり、近代国家移行への戌辰戦争「鳥羽伏見の戦い」激戦地でもあります。今も往時を偲ぶ町並みが垣間見られます。
当地は桂川と宇治川と木津川に挟まれ、その影響を受け、町の中を「納所川」灌漑用水路「洛南承水路」が貫流し桂川に排水されている、まさに四方が川に囲まれ天高く、空広〜く、多様な生物が育み、歴史豊かな京都の最下流の地域にあります。

さて、平成16年10月に発生した台風23号により、最下流の当地におきましても警戒水位を超え危険水位近くまで増水し、水が引いたあとは上流から流れてきたゴミが山積みしました。河畔林にはビニール袋やシートが七夕の短冊のように引っ掛かり、河川敷には空き缶、ペットボトル、プラスチック容器、農業用具(耕作機器、肥料袋等)、平船、竹や杉、柳や桑の木等流木が堆積して、貴重なヨシの群生帯を消失しました。

日頃は、地域の方々にとっては桂川は西山や北山や遠くの比叡の山並みを眺め、河川に生息する野鳥(渡り鳥含む)や昆虫、河畔林や草花などの季節の移り変わりの中、鳥のさえずりや色とりどりの花を楽しむ散歩道(堤防)でもあります。
そこで、地元の有志数人が以前の状態に戻そうと、ほぼ2年を掛けてゴミの撤去作業を実施しました。今はヨシを除いてほぼ以前の状態に戻り、今まで眺望できなかった桂川の美しい川面を幾分見ることができるようになりました。根こそぎゴミの中に倒れていた桑の木も今は沢山の実をつけて野鳥の餌場になっています。

この時、桂川を守ろう、育てようと発足したのが納所桂川愛護会(旧名淀納所地区桂川愛護会)です。
現在は、河川の定期清掃と歴史を学び、地域の関わりと納所に住んで良かったと思われる地域活動をしています。

ACTIVITY

活動内容

  • 毎月第2木曜日は「桂川」「納所川」の堤防清掃を実施

  • 毎月第4木曜日は環境整備では川や学校(生き物や木)・児童館他、植木の剪定等の活動実施。

  • 毎年8月16日は桂川堤防の灯り活動実施。(当日は五山の送り火です)

  • 自治会との関わり

    毎年1月「土曜塾」手作り工作担当
    毎年7月「ふれあいの夕べ」工作担当
    毎年11月「焼き芋大会」薪の確保担当

  • 小学校との関わり

    まなび教室 毎週(月・水・金)担当
    昔の生活と用具の使い方等担当

  • 他の活動の関わり

    京都水辺保全ネットワーク入会
    桂川流域クリーンネットワーク入会
    国土交通省淀川河川事務所サポ−ト制度登録


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DATA

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